透析科存続など求める声相次ぐ 夕張市立病院問題で説明会

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070124&j=0072&k=200701230855

【夕張】夕張市夕張市立総合病院(百七十一床)を公設民営化して十九床の有床診療所とする方針を決めたことから、四月以降、同市内では人工透析の治療が困難となり、二十一日、患者への説明会が同病院で行われた。市側の説明に対し、患者らからは透析科の存続を求める声や、代替病院への通院体制の整備を訴える声が相次いだ。 現在、市立総合病院で人工透析している通院患者は二十六人。説明会には患者や家族ら四十五人が参加した。市側は、岩見沢など近隣の四病院を受け入れ先として示したが、患者らからは「中止は無責任」として透析科存続を訴える声などが噴出した。後藤健二市長は「申し訳ないが、透析を続けることはできない」とした上で、国や道に送迎バス運行などの支援を要請する方針を示した。

透析患者は重篤な合併症を抱えていることも少なくないですから、患者にとっては深刻な問題ですねえ。透析を中止する理由は医師がいないと言うことでしょうか?それなら交代で派遣してもらうように陽性または公募できそうですが・・・。

私もあるまったく面識のない公立病院の人事担当から突然、当院に部長として来てくれませんか、と誘われたことがあるがお断りしました。今の時代はやっぱり、なかなか辛いのも足しですし。

夕張市立病院のホームページによると現金が218万円しかなく、39億円の一時借入金がある。また実際の現場でも医師が不足していて、小児科、外科は休診、内科も月〜金の午前中だけ診察という状況です。これは厳しい。